重症心身障害児の看護に関わる魅力とは

重症心身障害児は、重度の身体機能障害や知的機能障害があるため、その看護は非常に大変なことが多いです。しかし、重症心身障害児の看護を通じて「この仕事をやって良かった」と思う看護師も多く、魅力もあります。その中でも特に魅力を感じることができるポイントを3つご紹介しましょう。

1つ目は、利用者の笑顔や成長を見みれることです。重症心身障害児は重い障害があるため、できないことや辛いことが多くある生活を送っていまが、利用者一人ひとりが毎日の生活を自分のペースで頑張っています。その頑張りや笑顔にふれ、日々の成長に関わることができるのは、看護師にとって大きな魅力です

2つ目は、患者さんとじっくり、ゆっくり関わりながら看護を行えることです。利用者のことを十分に把握して関係性を築いていくことで、個々にあった看護介入ができます。急性期や救急の看護ではなく、長いスパンでの看護に向き合いたい方はやりがいを感じることができるでしょう。

3つ目は、重症心身障害児を知り、理解することで、看護師自身のスキルアップになることです。重症心身障害児は様々な障害があることから、それに対応するために多くの処置や医療機器を必要とします。そのため、多くの看護知識や技術を身につけておかなければ、対応は非常に困難です。ですが、重症心身障害児についてしっかりと学び、看護の経験を積み重ねていくことで、看護師としての技術や知識を向上することができるでしょう。